気温が下降し、空気が乾燥する秋から冬にかけて我々を悩ます「乾燥肌」です。乾燥肌は、肌(皮膚)の角質細胞間脂質と皮脂の量が通常値よりも少なくなることで、肌(皮膚)から水分が蒸発し、表面がカサカサになる症状を言います。乾燥肌に伴う「かゆみ」は、刺激に対するかゆみの闘値が低くなって起こるものと言えるでしょう。
乾燥肌の原因のひとつである角質細胞間脂質と皮脂の低下は、アトピー性皮膚炎患者にみられる遺伝的な要素(患者の体質)によるものと、加齢や化粧品(石鹸)などによる後天的なものがあります。
実際に行う乾燥肌対策ですが、患者個人によって肌質は違いますし、先天的(遺伝)に乾燥肌なのか、後天的(生活環境など)に乾燥肌なのかによって対応の仕方も変わってきますので、その点は十分注意が必要です。しかしいずれにしても乾燥肌が日常生活や周辺環境にに大きく起因していることからすると毎日の身の回りの習慣に気を配られるだけでずいぶんと問題は解決するのではないでしょうか。
以上のことを頭の片隅においておくだけでも、ずいぶん違うでしょう。乾燥肌を大げさに捉えすぎることなく、身近ですぐできるものから取り組んでください。