にきびはホルモンバランスの乱れで発症する傾向にありますので、乾燥肌のスキンケアのような外部からの処方だけではなく、体の中から直していかなければなりません。(正確には乾燥肌も体の内側から生活改善を行うことで予防できますからその点はお間違いなく。)
にきびには、中学生や高校生の時代に頻発する「思春期にきび」と主に社会人になってから発症する「大人にきび」とがあります。大人のにきびは、過酷な勤務体制や上司・同僚との人間関係におけるストレス等が原因とされるため、非常に治りにくく、悪化すればにきび跡が残ったりします。女性においては、生理前に悪化するなど、その原因は、内面性の要素が多いにきびと言えます。
体の中から治すというのは食事療法がポピュラーです。肌(皮膚)ににきびが発症する割合の多い欧米人に対し、和食をたしなんできた日本人は、世界でもにきびの発症する割合は極めて低いと言え、そういう意味では最近の日本人ににきび肌の方が増えたのは、欧米型の食事が増えたことが主な原因なのかもしれません。食生活は、甘い物(特にチョコレート)を控え、緑黄色野菜を多めにとることをお薦めします。
このほか、毎日の睡眠も重要です。睡眠の時間が十分に確保できずにいると、肌の免疫力が下がり、ニキビが出来やすく、また悪化(大きくなったり、膨れやすくなったり)しやすくなります。ニキビができるのは、洗い方が足りないからだと勘違いされる方がいらしゃるようですが、大人のにきびは皮脂が多すぎることが原因ではありませんので、その点ご注意ください。
洗顔は普通に行い、保湿は油分の少ないジェルタイプのものなどを使い、シンプルなスキンケアを心がけましょう。もし、このような対策を講じても改善しないようでしたら、近くの皮膚科で受診されることをおすすめします。