乾燥肌や肌あれになるからといってアレルギーかというと決してそうではありません。使用する化粧品やクリーム内に含まれる物質にアレルギー反応を起こすことが稀にありますが、症例としては非常に少ないと言えます。
アレルギーは、体内に潜む特定物質(アレルゲン)が強く関わっており、アレルゲンとの接触を避けることが出来れば発症する危険性は非常に低くなります。例えば、卵、そば、猫、花粉などが主なアレルゲン(アレルギーの原因となる物質のこと)と言われています。
一方、乾燥肌や肌あれはその時の体調などに大きく左右され、使用するスキンケア剤に含まれる刺激物質などが誘発原因となる場合があります。乾燥肌や肌の弱い人がデリケートという意味で、アレルギー体質と呼ばれることがありますが、基本的には別のものであると認識しましょう。
乾燥肌になる原因は、大きく2通りあります。一概には言えませんが、先天的(遺伝)になる場合と、後天的(加齢や洗剤など)になる場合です。
先天的になる場合は解説するまでもありませんね。この方というのは、一生涯、乾燥性肌とうまくつきあっていくことを考えねばなりません。遺伝が原因で乾燥肌になりやすい体質にあるという事ですから、その事実にあまり神経質になることなく、気長に毎日の生活環境を整えることから考えてみる必要があります。
一方、後天的な乾燥肌の場合は、加齢による角質細胞間脂質と皮脂の低下、或いは、石鹸などの過度使用による肌のブロック機能の破壊というものが原因となっているので、生活環境の改善に取り組むことでその大部分は解決されそうです。