成長ホルモンやエストロゲンがお肌をみずみずしく保つことに強く関係するのだったら、薬で摂取していつまでも若々しい肌を維持したいと考える方もいると思います。
たしかに現代医学では、それらのホルモンを投薬することは可能になっています。しかし、リスクが高いのです。ホルモンを投入することで、全体で絡み合うホルモンバランスが崩れ、問題のなかった部位に副作用が現れる結果になることもあります。ホルモンは単体でなりたっているのではなく、複雑に絡み合った歯車で動いているので安易に考えないようにしてください。
医学上予測不可能なことも起こることさえありますし、場合によってはガンを発症することになるかもしれません。自分でホルモンコントロールするなどとは考えないようにしましょう。
乾燥肌の多くは、外的要因、特に生活環境によって引き起こされる場合が非常に多いと言えます。例えば、暖房の長時間使用、過剰な洗浄、長時間入浴といった日ごろ私たちが行う行動と密接に関係があるのです。
その一方で、外的(環境)要因ではなく、内臓の疾患を伴うものが約10〜50%ほどあると言われています。内分泌・代謝疾患、血液疾患、内臓悪性腫瘍、肝障害、賢障害、心因性といったものです。乾燥肌の中でも全身性掻痒症の場合は、内科的疾患が隠れていないかしっかり検査する必要があります。内臓等内科的疾患の場合は病原の改善が基本となるからです。
また、内科的疾患の場合は体質改善を試みることになるのですが、食事や食べ物による体質改善が基本となります。食べ物(食事)による発症が強いと見られているアトピー性皮膚炎の方の場合は、特に注意しなければならないでしょう。
では、「かゆみ」を誘発しやすい食品ってどんなものがあるのでしょうか。一般的に、卵や牛乳といった一部の乳製品はアトピー性皮膚炎の原因になっていると信じられていますが、実は食べ物が乾燥肌やアトピー性皮膚炎の原因になっているケースというのは以外に少ないようです。ただ、辛い食べ物などは肌にとっても刺激物となり「かゆみ」を増発させる危険性があるので注意しましょう。