乾燥肌などによる軽度の「かゆみ」であれば、外的(生活環境)要因を見直せば自然と治癒していくことが多いのですが、アトピー性皮膚炎など強度の「かゆみ」を感じている場合は、適切な処置をしなければ一層悪化することが予想されます。
乾燥肌などで、かゆくてたまらない時、ついつい掻いてしまいますが、それがさらに「かゆみ」を誘発する原因になっていることが多々あります。「かゆみ」を感じる時は、体温が比較的高くなっている場合が多いので、まずは、なるべく外部から冷却することを考えねばなりません。
しかし、冷水に浸したタオルを直接あてると水分でかえって症状を悪化させる原因になりますので、出来るだけドライタオルで冷やすか、ビニールを間にはさんで冷水で冷やすようにしてください。あまり冷やしすぎるのも肌(皮膚)にとっては過剰な刺激になりますので、状況にあわせ臨機応変に行う必要があります。
また、明確に乾燥肌と診断できない場合、患部の肌荒れが進行し心配な場合は、すぐに医師等の専門家に診察してもらい、薬(かゆみ止め)やかゆみ止め内服薬などを処方してもらうほうが良いでしょう。
かゆくてたまらない状況を放置し、いらいらストレスを溜めてしまうよりはずいぶんマシです。専門家の言うことを忠実に守り、適切な治療を行うのであれば、過度に神経質になる必要はありません。
このように、皮膚の乾燥による「かゆみ」に特別な原因がない場合はスキンケアが乾燥肌対策の中心になります。すでにかいてしまって湿疹が出来ているような場合には、ステロイド外用薬を使うことがありますが、通常は「保湿剤」で間に合います。さらにかゆみが強い時は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服するこおとも考えられます。