幼児期になると、乳児期のような水分を多く含んだ湿疹が見られるケースは徐々に少なくなり、次第に肌が乾燥してきます。湿疹が出来やすい箇所としては、ひじの内側かひざの裏側が多いと言えます。また、耳の裏側が痛む「耳切れ」も見られるようになります。
この時期というのは、湿疹が繰り返しできる部分が硬くなる「苔癬化(たいせんか)」という症状が見られます。※苔癬化(たいせんか)という症状について皮膚が厚くなり、硬くてざらざらしえしている状態。
補足ですが、新陳代謝が盛んなため乳児期には湿疹が頻繁に出来やすいため直ぐアトピー性皮膚炎と判断するには難しいと言えます。ですが、生後3ヶ月を過ぎた頃から顔や頭に赤みのある湿疹が出来始め、乳児が無意識にこすってしまうことで湿疹が悪化することがありますし、よだれが多い子の場合は口の周りがどうしても、かぶれたり、ただれたりする事も多く、それが体の他の部位に飛び火する場合がありますので、注意が必要になるでしょう。
そもそもアトピー性皮膚炎は何が原因で引き起こされるのでしょうか?他のトピック「アトピー性皮膚炎とは」で、アトピー性皮膚炎はアトピー素因を持っている人に発症すると言いました。
▼アトピー性皮膚炎とはから一部引用 -------------------
アトピー性皮膚炎とは、アトピー素因をもった人に慢性的にかゆみが発症する湿疹のことを言います。アトピー素因は生まれつき、いわゆる遺伝でもつことが多く、親のどちらかがアトピー素因を持っていた場合約60%の確立で発症するようです。仮に両親ともにアトピー素因を持っている場合には確立が80%にも上ると言われています。アトピー素因とは空気中などにある異物が体内に侵入しようとする場合にアレルギー反応を起こしやすい体質の人を指します。
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ですが実は、このアトピー素因をもっているだけでは皮膚炎は発症しないのです。つまり、アレルギー反応を誘発する抗原(アレルゲン)が体内に侵入してきてはじめてアトピー(アトピー性皮膚炎)としての条件が整うことになるので覚えておきましょう。