意外かもしれませんが、子供でも乾燥肌になります。実は、子供でも小学生くらいまでの時期というのは、分泌される皮脂量が少なく、生後6ヶ月くらいまでの間は、老齢者よりも少なくなるため、子供の肌(皮膚)といえど乾燥肌になることも珍しくはありません。
皮脂分泌の少ないこの時期には、特にひじや膝などの皮膚の薄い部分で白くカサカサな乾燥肌が生まれやすくなります。放っておくと、表面からひび割れし、肌(皮膚)のバリア機能も崩壊しますので、雑菌、細菌、アトピー性のアレルギー物質等が体内に侵入しやすくなってしまいます。
そうならないためにも、親が注意を働きかけ、例えば、部屋の暖房の長時間仕様を避け、湿度を一定に保つなどの工夫も必要でしょうし、入浴後には、乾燥肌になった患部に保湿クリームを塗ってあげる対策も必要になります。
しかし、一方ではよだれやドロで毎日体を汚すことの多いこの時期でもあります。基本的に毎日入浴し、しっかり体を洗ってあげると同時に、汚れがひどいからと言って必要以上に洗いすぎないよう心がけることも必要です。洗いすぎると、肌(皮膚)のバリア機能に必要な皮脂成分まで一緒に洗い流してしまう事になりますので、さらに乾燥肌が進行し、敏感肌やアレルギー性の肌質に変化する可能性も出てきます。
さらに小さなお子様(乳幼児)をお持ちの方に補足ですが、乳幼児の時期には、新陳代謝が活発で肌は乾燥することもなくみずみずしいのですが、皮脂が少ない時期でもありますので、体の洗いすぎには注意が必要です。意外かもしれませんが、この時期(乳児期)の皮脂分泌は、時期によっては高齢者よりも少なくなることもあるようです。
基本的には毎日の入浴で体の汚れをきちんと落とし、入浴後は落ちた皮脂を補う程度の保湿ケアを心がけ、衣類はもともと水分を含む綿生地のものを使うことをお薦めします。何度も申し上げますが、乳幼児は、皮脂が少ないのです。そこは充分に注意してください。