ご存知のように肌は我々の体を覆い、外部刺激から身を守る役目を果たしています。肌(皮膚)は、表面の表皮と内側の真皮、その下の皮下組織の多重構造で構成されます。
表皮の細部を見てみると、一層だけでなく複数層が存在し、下部の基底層は新しい細胞(角化細胞)を生成する働きを司り、新陳代謝を繰り返すことで表皮へ移行させる重要な働きをします。
古くなった表皮は最後にはふけや垢となって剥がれ落ちますが、うまく剥がれ落ちずに皮脂等に絡みつき表皮に残ってしまった場合は、毛穴の詰まり、黒ずみ、あるいはにきびの原因になったりもしますので、十分な注意が必要です。
このように、肌(皮膚)の新陳代謝が活発であるからいつも新鮮で弾力性のある肌(皮膚)維持でき、外部から傷を負った場合でもほどなく皮膚の自己再生力で再生するのです。
肌(皮膚)は、刃物などの直接的刺激から身を守るだけでなく、環境刺激からも防御する役目もあります。
例えば紫外線です。太陽の紫外線は表皮を突き破り体の中に進入しようとしますが、基底層に点在するメラノサイト細胞がメラニン色素を作り出し紫外線の進入を阻止します。
また、表皮中間層のランゲルハンス細胞は、外部からの異物をシャットアウトしようとします。外部からの刺激によりアレルギー反応が誘発されるのは、このランゲルハンス細胞が機能しているからなのです。
肌(皮膚)は、数種の役割が連携し、我々の身体を守っているのです。