我々の体を守る肌(皮膚)はいったいどのような構造をしているのでしょう。肌(皮膚)は、私たちの身体を守るために多重構造となっています。重なり合う皮膚には各々役割があり機能的に絡み合いますので、どれひとつ欠かす事は出来ません。
肌(皮膚)の構造は、表面から「表皮」「真皮」「皮下構造」「筋構造」と続きますが、一般的に「皮下構造」までを皮膚と言います。
表皮の厚さは、約0.2mm程度。多重層で構成され、表面から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の複数層で構成されます。
ご存知だと思いますが、表面の角質層は、細胞を持たない死んだ角質細胞が10〜20層重なったものです。その死んだ角質細胞が剥がれ落ちたものを「ふけ」と読んだり「老廃物」と読んだりするのです。ふけや老廃物はきちんと手入れをしていないと毛穴の詰まりやにきびの原因となったりしますので丁寧にケアしなければなりません。
真皮は繊維成分から出来ており非常に強靭なつくりをしています。真皮は汗と皮脂を分泌する場所でもあり、血管、神経も存在します。真皮の下部の下部組織は脂肪です。皮下脂肪とはこの下部組織を指します。加齢や環境により下部組織の性質は変化していきます。
肌(皮膚)は多重構造になっているだけでなく、それらが機能的に結びつく事ではじめて外部刺激から身体を守れるようになりますし、体温調整などの役目を担うという意味では臓器の一種と言えます。