秋から冬にかけての時期で常に悩ましいのか乾燥肌です。この時期は空気が乾燥し、肌(皮膚)の表面はカサカサし、ざらつきが目立ちます。面倒だからと言って何も対策せずに放っておくと、大抵は症状が悪化し、あかぎれ、ひび割れといった見た目でも判断できるようなひどい状況となり、場合によっては痛みが出たりしますので注意が必要です。
また、乾燥肌になった場合は、見た目や痛み以上に悩ましいのが肌(皮膚)の「かゆみ」です。内側からチクチクとするなんとも表現しがたい「かゆみ」は、患部だけでなく、乾燥肌の進行状況によっては全身に及ぶ場合もあるくらいです。1年のうちでも、湿度が下がり空気が乾燥する主に寒い季節特有の皮膚疾患ですので、早めの予防対策を行い、楽にこの時期を乗り越えるための準備をしておきたいものです。
乾燥肌のスキンケアは、肌のもつ役割をしっかり理解したうえで、適切な対応をとることがポイントとなります。では、肌が持つ役割について考えてみましょう。
▼肌が持つ3つの役割
これら肌の3大役割を安定的に稼動させ、自己再生力を常に高いレベルに保つことが、スキンケアのポイントになります。るまり、肌を清潔に保ちキメを整え、肌に潤いを与え持続させること、最後に紫外線等からの外的ダメージから肌を守ることが必要条件になります。長時間勤務、苛酷労働によるストレス、社会の手助けのない子育て環境など、現代のおかれている環境は非常にきびしいものがありますが、肌(皮膚)の役目を考えるとうまく付き合っていかなければならないと言えます。
顔のスキンケア(洗顔スキンケア)は、入浴時に体を洗うのと同じで、皮脂の多い部位、汗の量の多い部位を中心に洗浄することです。顔で言えば、Tの部分(Tゾーンと言われる皮脂の分泌が特に多いとされる範囲です)。額から眉間、鼻まわり、口まわりにかけてが特に皮脂が多い部位です。
このTゾーンを中心に念入りに洗顔し、後半で、残りの部位を洗浄するといったようにメリハリをつけるのが非常に重要です。洗顔後しっかりとすすいだら、タオルで押さえるようにふいて終了です。最後にタオルで顔の皮膚を傷つけるとバリア構造が破壊されますので、やさしく洗顔した意味がなくなりますから注意が必要です。